ハイドロキノン

ハイドロキノン成分とは?


目次

 


1・ハイドロキノンの使われていた環境

 

ハイドロキノンという美白成分は、日本ではまだまだ広く浸透していない美白成分です。

 

もともとハイドロキノンはどのような場面で使用されてきたのかというと、写真の現像やゴムの酸化を防止するため、また染料としてなど。使用されてきたのは、美容とは全く無縁の場所だったわけです。

 

では、そんなハイドロキノンが美白に効果があると発見されたきっかけは、写真現像をしていた人の手がとても白くなったことからなんですね。このようなきっかけって、新しい美容成分の発見にはよく見聞きしますよね。

 

酒造りの杜氏の手がキレイになっていることを発見したとか、食用のカタツムリを飼育している人の手の傷が直ぐに治ってツルツルになったとか。最初から美容の目的ではなく、偶然の産物として発見されるものが多いんですよ。

 

ハイドロキノンは、世界中で使用されているものですが、肌の色素沈着に利用するようになったのは、アメリカが先進国です。そのため、アメリカでは美白成分の代名詞のように扱われているのがハイドロキノンなんです。

 


2.ハイドロキノンの作用

 

 

ハイドロキノンが美白に効果を発揮するのは、どんな作用からなのか。それはメラニン色素そのものにダイレクトに働きかけることです。

 

一般的な美白成分の場合は、メラニン色素を白く戻すことはほとんど不可能だと言われています。濃くなってしまったシミを薄くするためには、レーザー治療をする以外はほとんど効果がないと。私たちが一般的に愛用している美白化粧品の多くが、シミを予防するものなんです。

 

ハイドロキノンは、メラニン色素に直接働きかけて白く戻すことや、メラニン色素を作り出すメラノサイトという細胞にまで働きかけて、メラノサイトそのものを減らす効果まであるんです。

 


3.ハイドロキノンを理解しておくことが大事

 

そんなに素晴らしい効果のある美白成分なのに、日本ではどうして広く浸透していないのか、日本人の肌には良い作用を及ぼさないものなのか、よく理解しておくことが必要になります。

 

ハイドロキノンを使用する上で注意するべきこと、ハイドロキノン配合の化粧品の評判などを、必要な情報をしっかり集めることを心がけていきましょう。まだ記憶に新しいカネボウの美白化粧品における白斑問題が完全に原因を解明されていないので、ハイドロキノンのように美白効果の高い成分については、よく理解することは自分のお肌を守るために欠かせないことだと思います。

 

シミやくすみは女性の印象を老けさせてしまう厄介な存在ですが、簡単にシミやくすみを無くすことはできないといことを忘れないように予防に励みましょう。

 

ハイドロキノンのメリットとデメリット

 

4.ハイドロキノンのメリット

 

ハイドロキノンのことを調べていくと、レーザーを使ってシミを消さなくても済むことや、手頃な価格の化粧品でシミを薄くできることなど、良いことが目立ちます。

 

美白化粧品を長く使っている人はわかると思うのですが、シミができにくくなる予防効果については実感できたとしても、すでにできているシミを薄くする効果については簡単ではありませんよね?

 

ハイドロキノン配合の化粧品によって、高額なレーザーによるシミ消しを行わなくても日々のスキンケアの中でシミ対策ができるメリットはとても大きいと思います。

 

しかし、デメリットがあることも忘れてはいけないのです。

5.ハイドロキノンのデメリット

 

ハイドロキノンが日本では化粧品への配合が禁止されていたのは、ハイドロキノンベンジルエーテルという薬剤が使用されてきた過去があるからです。このハイドロキノンベンジルエーテルは、まだ法律で規制される前に使用されてきたものです。

 

しかし、このハイドロキノンベンジルエーテルによって肌の一部だけが白抜けするといういわゆる「白斑」のトラブルが報告されてから規制されることになったようです。

 

ハイドロキノンとハイドロキノンベンジルエーテルは全く別のものなのですが、似たような構造を持っている物質ということで、ハイドロキノンにも規制がかかってしまったわけです。

 

ハイドロキノンのデメリットとして、このようなハイドロキノンベンジルエーテルの白斑トラブルと混合してしまう方もいるのですが、ハイドロキノンはもっと穏やかに作用するものなので安全性は比べ物にはなりません。それでも規制されていた以上は、医師の処方のもとで使用するしかなく、そのような歴史がハイドロキノンの化粧品の開発にストップをかけていたんですね。

 

ハイドロキノンのデメリットとして、成分による副作用とは別に考えてみると化粧品としての進化が止まってしまったことだと思います。化粧品としての研究や開発が海外に比べて格段に遅れてしまったんですよね。

 

日本の化粧品メーカーの技術力なら、もっと素晴らしいハイドロキノン化粧品を開発できたでしょうが、今は規制が緩和されてまだ10年ちょっとです。今後はどんどん進化して、使いやすく安全性の高いものが続々と開発されることを期待します。

 

ハイドロキノンが化粧品へ配合できるように規制が緩和されているといっても、医師が扱うものとは濃度が違います。「ハイドロキノンは危ない」というイメージが完全になくなったことには、もっと手軽なシミ対策コスメとして、誰にでも使えるようになっていると思います。身近に使用できるコスメと呼べないことが、ハイドロキノンのデメリットになっているのではないでしょうか?

 

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